性病によるおりものの臭いの解説

陰部の悪臭の要因の大半は、汗や雑菌です。しかし性病のせいで臭う場合もあり、その際は臭いがより酷くなる傾向にあります。

性病検査の前に行うべき事

万全を期すならば、陰部の悪臭が気になったら、必ず即座に産婦人科等で性病検査をしてもらべきです。しかし現実的には、陰部が臭ったからといって毎回医療機関に出向くわけには行きません。

陰部はジメジメしていて臭いやすい場所ですから、キリがありません。それに、いくら相手が商売で行っていても自分の陰部を触ったり見られたりするのは、やはり恥ずかしいものです。ですから、まずは自己診断を行ってみましょう。

◇性病が気になる場合の自己診断の手段
性病の中で、やや発生しやすいものとしては、カンジダ膣炎、トリコモナス、クラミジア、淋病などがあります。そして、実はこの4つの性病に関しては、自己診断を行うための専用アイテムが存在します。

◇専用アイテムを用いる場合の手段とコスト
検査機関によって多少手段とコストに差異はありますが、大きな隔たりはありません。専用アイテムの試験管の中に、膣口の側にある分泌液を入れて郵送すると、性病に感染しているのか否かをチェックしてもらえるという仕組みです。

そして、コストはおよそ7千円~1万円といったところです。病院のそれと比較すれば多少費用がかさみますが、自分で確認できるという利点を考慮すれば、このくらいが妥当だと思います。

結果はメール・TEL・郵送(選べる事が多い)のいずれかで分かります。大抵1週間以内に結果が判明します。

もしも性病にかかっていたら

放っておけば、ほぼ間違いなく症状が悪くなっていきます。もしも性病にかかっていたら、即座に医療機関に出向いて治してもらわなければなりません。

ちなみに、性病の兆候は悪臭だけではありません。おりものの粘り気や色合いの異常、出血、強烈な痛みや痒みも兆候と言えます。

いずれの場合も、無視せずすぐに解説してきたような対応を取って下さい。

性病かどうかの検査方法は?

性病にかかるとおりものから悪臭がする場合が多いです。しかし悪臭をはじめ、陰部とのその周りの問題の全部が、性病が原因という事はありません。

ちなみに性病とは、性交渉を代表とする何らかの性的行為により陥る疾患の全てを指しています。メインは感染症です。

疑わしければ性病検査を!

陰部の悪臭が、性病等の兆候となっているケースが多々あります。疑わしい事があれば、まずは性病検査を受けると良いでしょう。

◇性病検査のタイプ
性病が1つではないように、性病検査の手段も、体調、年齢、そして疑わしい性病のタイプや症状によって分かれています。

まず一番よく行われているのは「尿検査」です。何も性病検査だけで実行されているものではないですし、学校でも行われるものですから、未経験の方はほぼいないでしょう。

 

そして、同様によく行われているのが「血液検査」です。血液を調べれば多数の感染症をチェックできますから、感染症がメインの性病の検査にはもってこいなのです。

さらに「膣分泌液の成分検査」もかなり大切です。性病に陥ると、陰部に異変が生じる事になります。ですから、膣分泌液を見れば疾患の兆候が色々と分かるのです。

◇性病検査別の判明する性病
まず尿検査ですが、性病に陥ると尿に病原体が混ざる事が大半なので、基礎的な性病検査として役立ちます。ちなみに性病以外では、腎臓の機能のチェック、クレアニチン、尿素窒素の調査などに有効です。

そして膣分泌液の検査は、メインとしてカンジタ、トリコモナス、淋病等の一番感染者がたくさんいる細菌類のチェックに有効です。

 

また、さらに重大な性病の疑いがある場合は、血液検査が必須になる可能性もあります。血液検査では、一例として、B・C型肝炎ウイルス、梅毒、HIV等の、ウイルスや菌に感染しているか否かが判別できます。

そして、オーラルセックスをした事がある方は、喉に異変が生じる場合もあります。この折には、喉のチェックをします。具体的には、うがいをして口から出した水にクラミジア菌や淋菌が存在しているか否かを確認します。

ちなみに、男性の性器カンジタ症のチェックとしては「陰茎擦過物検査」が行われるケースもあります。

性病検査はどこで行われるのか

実は、ほとんどの医療機関や保健所で性病検査を受ける事ができます。ですから、普段通っているような病院は使わないというのが気分的に良いかもしれませんね。

原則、保険が適応されますが、当然、初診費・診察費・検査費などはかかります。そして、症状が出ていない段階で検査する場合、保険の適応外となる事もあるので気を付けましょう。

 

また、性病検査の対応時間が限定されているところもあります(特に保健所)。現に、大抵の保健所は「平日の昼間のみ」に行っているようです。

性病が生命を脅かす事もありますので、抵抗感があっても、可能な限り性病検査を受けましょう。

生理不順の原因とおりものが臭くなる理由

おりものの悪臭の要因の1つに「生理不順」があります。ですから生理不順を正せば、悪臭が軽減される可能性があります。

生理不順の要因は?

生理不順の要因は主に4個存在します。1個目は「広義のストレス」、2個目は「ダイエット等が原因の痩せすぎ」、3個目は「肥満」、そして一番恐ろしい4個目が「卵巣を代表とする婦人科系統器官の病気」です。

◇どれもホルモンバランスを多大に乱してしまいます
以上の4個は、どれもそれぞれ絡み合っている場合が大半です。例えば、痩せすぎても太り過ぎても、心身にストレスが蓄積しますし、ダイエット自体で気が滅入る事もあるかもしれません。また、生活習慣の狂いもストレスの要因になり得ます。

ストレスが掛かり過ぎる状態が続けば、それがホルモンバランスが乱れる要因となります。そして、エストロゲンを代表とする女性ホルモンの発生量が減り、ダイレクトに生理不順に繋がる可能性が高いです。

また、それぞれが絡み合っているのですから、「1個のトラブルが他のトラブルを招き、それが他の……」という負のスパイラルに陥る可能性もあります。生理不順の要因は複雑で幅広いという事を心に留めて下さいね。

◇卵巣を代表とする婦人科系統器官の病気は即治しましょう!
この場合は、生理不順そのものに関しても困りますが、それ以上の問題に発展する場合もあるので、まずはきちんと治す事が先決です。

ちなみに、ストレスとあまり関係なく発生するケースが多いので、この事は常に心の片隅に置いておいてくださいね。

引用元:おりもの臭い

生理不順が陰部の悪臭の要因になるのはなぜか?

生理不順になると、女性ホルモンの発生量が減る事があります。

◇「汗臭さ」なのかもしれません
女性ホルモンの発生量が減ると、発汗量が増えやすくなります。陰部の発汗量が増加すればジメジメしやすくなるので、悪臭がしてしまうのも当たり前ですよね。

◇ストレスが根源的な要因である事が多々ある
「ストレス」がホルモンバランスが乱している要因である可能性はかなり高いです。ホルモンバランスが乱れると、膣の中の状態が悪くなる場合が多いです。

膣の中の状態が悪化すれば、当然陰部から悪臭がしやすくなります。つまり、ストレスは「生理不順」も「悪臭」も引き起こすという事ですね。

生理不順でのおりものの悪臭対策

つまり生理不順等で悪臭がし始めたら、ストレスを取り除けば良いという事になります。しかし、それは言うまでもなく容易ではありません。

ですからそういった場合は、消臭アイテムを試してみてはいかがでしょうか。最近は様々なものが出回っています。その上で、ストレスの解消を試みると良いかもしれませんね。

30代になったアソコの悩みについての話

「女性は30歳から」というような風潮も何となくある昨今ですが、この辺りから、女性の体質はだんだんと変質するようになります。特に陰部、もっと言えば「陰部の臭い」がやや大きく変わるかもしれません。

30代頃から女性ホルモンが活発になる

この頃から体質が変わり始める一番の原因は「女性ホルモンの活発化」にあります。これにより、婦人科系統の器官の代謝も上がるのです。つまり「陰部の臭い」も強くなりやすくなるのです。

ちなみに、全年代の中で30代女性のおりものの分量が一番多いと見られています。陰部の臭いが酷くなりがちなのも頷けますよね。

◇基礎的な対策は?
蒸れやすい梅雨時や、汗をかきやすい夏場は、特に陰部を綺麗にしておくことが重要です。陰部は構造上、蒸れて臭いが強くなりやすいので気を付けましょう。特に入浴時には、陰部を適切に洗いたいものですね。

色々飛躍したケアを試みる前に、まずは「洗う」という基礎的な事に取り組みましょう。

 

◇洗浄方法やおりものシートの材料には気を付けましょう
とにかく繊細な部位ですから、気を付けて洗ったり、オリモノシートを用いたりしましょう。まずジメジメしやすい梅雨~夏場には、化学繊維のおりものシートは避けるようにして下さい。できれば1年中ですが。

また、洗浄能力が高すぎる石鹸で洗うと、膣の中の細菌の調和が乱れる可能性があります。ですから、皮膚への刺激が少ない石鹸を用いるようにしましょう。

そして悪臭を軽減したいからといって、力を込めてゴシゴシすると、皮膚が傷ついて結果的にかえって悪臭が酷くなる可能性が高いです。とにかく「繊細」な部位であるという事を念頭に置いてくださいね。

膣洗浄のメリットは?

陰部は、その造り的にも環境的にも汚れやすい場所のためオリモノも臭います。しかも、その汚れの多くが雑菌によるものですから悪臭がしやすいのです。ですが、膣洗浄を行えばそのような悪臭を解消できるかもしれません。

膣洗浄の作用

膣洗浄の一番の目的は当然「陰部の悪臭を抑える事」です。陰部の悪臭の要因は色々ありますが、もちろん生理もその1つです。

実際、生理の経血は普通の血液よりも臭いがキツいという特徴があります。なぜなら、経血には膣分泌液や子宮やその周りの古びた細胞が入っているからです。

つまり、老廃物が大量に入っている血液という事であり、デコボコしていて入り組んでいる膣壁に付着して、残存してしまいやすいのです。そうなれば、陰部から継続的に経血の悪臭がしてしまう可能性が高くなります。

しかも、タンポンやナプキンのせいでかなりジメジメしますから、悪臭の要因菌が自然と繁殖しやすくなってしまうのです。さらにおりものが多い時などは、さらに環境が悪化します。

つまり、膣洗浄においては「生理後に残存した経血を洗い流す事」が重要と言えますね。ちなみに、残存した経血を除去できれば、膣の中の細菌の調和も保たれやすくなります。そうすれば、膣に元来備わっている自浄効果が活発になり、悪臭がしにくくなってくれます。

適切な膣洗浄は

膣洗浄は専用のアイテムを用いて実行しましょう。普通の石鹸や指を用いてゴシゴシしても、刺激が大きすぎて逆効果になってしまう可能性が高いです。

また、膣の中には大量の菌が常に住んでおり、それらが膣の中の自浄効果を支えているという面もあります。ですから、意外かもしれませんが膣の中までは洗浄しない形式のアイテムを使った方が良いのだと言えます。

デリケートゾーンを石鹸で洗う恐ろしさ

すそわきがやそれ以外の事が誘因のデリケートゾーンの悪臭を軽減させるために、石鹸を用いて洗っているという人も存在しているかもしれません。しかし、それ。かなり危ないです。

石鹸を用いる事の危うさ

勿論、手等を石鹸で洗うのであれば、よほどの事がない限りほぼ危険性はあります。しかし、デリケートゾーンは繊細ですから、そうはいかないのです。

◇有害成分がたくさん入っている
有害成分がたくさん入っているような石鹸も中にはあります。まず、石鹸に入りがちな人工着色料・香料が重大な病気を招く場合があります。

一例を挙げるとすれば、着色料の黄色203。この着色料には、発癌性が確認されています。また癌以外にも、アレルギー系列の病気を招くケースもあります

そして保冷材にカテゴライズされる、強酸のエデト塩酸も好ましくありません。この成分には、アレルギーを招いたり、血圧をダウンさせたりする作用があります。

◇デリケートゾーンを石鹸で洗浄するのは危険です
以上のような事情があるため、デリケートゾーンを石鹸で洗うのはリスクが高いと言えます。

ちなみに、デリケートゾーンは外部からの有害成分・物質を、身体の中に侵入させてしまいやすいという困った特徴も持っています。

デリケートゾーンは、精子が外に逃げにくい造りになっており、その性質が関わっているという見解が主流です。

石鹸で洗えば、確かに見た目は綺麗になって、臭いも消去できるかもしれません。ですが副作用が危険すぎるので、やはりデリケートゾーンに用いるべきではないと感じます。

デリケートゾーンの正しい洗浄の手立て

「じゃあ、絶対にデリケートゾーンを石鹸で洗うのはNGなの?」という疑問が浮かぶのは当然だと思います。

危険性が少なくなるように工夫して作られているデリケートゾーン用の石鹸が販売されていますから、どうしても石鹸で洗いたいのであれば、それを入手しましょう。

ただ、デリケートゾーンに関する悩みが無いのであれば、やはりあえて使わない方が無難だと思います。

◇正しい洗浄の手立て
というわけで、基本としてぬるま湯だけを用いて洗うように心がけましょう。そして、膣内の奥部を洗浄するのは避けましょう。悪臭の誘因菌の繁殖を食い止めてくれている、常在菌達まで殺してしまう恐れがあるからです。

そして、デコボコやシワが多々あって汚れが残りやすい、クリトリス、大陰唇、小陰唇は、とりわけ留意して洗うように心がけて下さい。包皮をむいたり伸ばしたりしながら、丁寧に軽く洗浄しましょう。

デリケートな個所ですから、とにかく傷つけないように軽く洗うのが肝心です。おりもの臭い対策